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【競馬】ちゃんと予想していれば、買えたかもしれない件【WIN5】

【競馬】ちゃんと予想していれば、買えたかもしれない件【WIN5】

2024年2月11日、JRAが発売している「WIN5」(※5レース分の1着馬をすべて当てる馬券)の配当が今年初の億超えとなった。

的中票数はわずか2票で、払戻金は2億5179万7070円。組み合わせでいえば、【11番人気ー6番人気ー5番人気ー3番人気ー4番人気】である。字面で見れば、1~2番人気が総飛びであり、とても買える組み合わせではなかろうと誰もが思うだろう。しかし、今回ばかりは“ひょっとしたら買えたかも!?”という「たられば」に苛まれた人も結構いたのではないだろうか?

早速1レース目から振り返ってみよう。

この11番人気こそ…買えた!?

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※写真はイメージです。

1レース目は京都10R・北山ステークス。ダートの1800メートル戦である。

圧倒的1番人気はM.デムーロ騎乗のミラクルティアラ、以下サイモンザナドゥ、サンデーファンデーと続いていた。ゴール前、ミラクルティアラ&サンデーファンデーの人気2頭で決まりそうなところ、11番人気ゴーゴーユタカがハナ差かわして写真判定の末1着。

では、なんでこんな馬がいきなり1着に来たのか? 答えは単純に「芝馬のダート替わり」、この一言に尽きる。ゴーゴーユタカは近2走とも10着以下に敗れて馬柱を散々に汚していたが、今回が初ダート戦だった。芝で成績が頭打ち→ダート転戦の流れは非常によくあることで、このレースに限っていえば、前走芝のレースに出走していたのはこの馬のみだった。

もちろん、ダート替わりが何頭もいればより精査が必要だし、点数を絞らなければいけないかもだが、たった1頭しかいなかったら買い目に入れなきゃダメだった…(※自分も含めて)。今年京都金杯を人気薄の馬で快勝している岩田康への乗り替わりも、結果的にうまく作用した。それに比べ、ここで勝利濃厚と思われたミルコは…なんと、この時点でまだ未勝利なのもうなずけるワケだ(※2/11時点)。

この1レース目の段階で、WIN5を「完全セレクト」でやっていたほとんどの人が終わった…ハズだが、この時点でまだ48000票以上残っていたのが逆に凄い。それだけ今の競馬ファンは緻密に予想してるんだと思う。

レッドヴェイロンはNHKマイルC3着の実力馬!!

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※写真はイメージです。

続く2レース目は東京10RのバレンタインS(ダート・1400メートル)。
このレースは2~3番人気になるハズのコンシリエーレ(ルメール騎乗・TOPハンデ60キロ)が出走取消の結果、マル外2頭(坂井騎乗のペースセッティング・川田騎乗のワールズコライド)が上位人気を分けた。
この2頭は買い目に入れるとして、その後のレースを考えたとしてもあと1~2頭はおさえることが可能だったと思う。
結果的に最速の上りで差し切った6番人気のレッドヴェイロン(牡9・吉田豊)は、近走が同じ舞台での3着→2着という好結果だったことに加え、これまたかつて芝で鳴らした馬のダート替わり(9走目)だった。
かつてはアーリントンC(GⅢ)やNHKマイルC(GⅠ)で3着に来た実力馬…。東スポでも3番人気予想かつ虎石記者がWIN5の買い目に入れていた…これだけでも、おさえる価値があったと言える。

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※写真はイメージです。

3レース目は小倉11R、北九州短距離ステークス(芝・1200メートル)。
これがこの日の一番難解なレースと自分は見立てていたが、どうだろう。
頭数も18頭のフルゲートで、軸では信頼度が高くてもアタマまでは固くなさそうなゾンニッヒが1番人気。ここは4~5点おさえたいところだが、前日の「競馬予想TV!」のあしたの狙い目コーナーでこのレースを取り上げた井内氏が本命を打ったのが実にヨシノイースターだった(結果、5番人気で1着)。調教過程も勝ちデータと合致するので、これは自分的にはすんなりおさえられた。

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※写真はイメージです。

4レース目は京都11R、京都記念(GⅡ・芝・2200メートル)。
これは実力的にも1~3番人気が抜けているので、結果的には3頭おさえればいいだけ。
2頭に絞ってベラジオオペラとルージュエヴァイユだけしか買ってなかったらアウトだし、どちらか1点でもダメ。12頭立てだし、絞れるところで絞りたいのはヤマヤマだけど…自分もココで2頭に絞っちゃったわ。まあ、1レース目でとっくにハズれてるんだけど。

※写真はイメージです。

ジャンタルマンタルは切れた!?

5レース目は共同通信杯(GⅢ・芝・1800メートル)。
これも結構難解かもだが、1番人気のGⅠ朝日杯勝ち馬・ジャンタルマンタルを切れれば点数絞って買えたハズ。朝日杯馬で共同通信杯を勝てたのはアイネスフウジンやナリタブライアンの頃まで遡らなければならず、21世紀に入ってからはフサイチリシャールやアドマイヤマーズが2着に敗れていることからも絶対視はできないし、むしろ2着以下として扱うべきだった(※結果、2着)。結果的にも2~4番人気買ってりゃ良かったし、そこまで頭をひねらなくても当たったのよ。ちなみにこのレースを勝ったジャスティンミラノ(4番人気)は、新馬戦の指数が1位だったという競馬予想TV!の予想家・小林氏の本命だった。ダービー馬を何頭も出している栗東の名門・友道厩舎の東征という点でもおさえておくべき馬だったのは明らか(※昨年のハーパーのクィーンC優勝もあったし…)。

以上、振り返ってみたら…実は結構余裕で買えたんじゃない? という思いがあふれてくるものである。もちろん、自分がもし1票投じていたら的中数が3票になるワケだから、払戻金はもっと安くなる…それにしても、億は下らないんだが。

極論、WIN5は3レース当たろうが、4レース当たろうが、全レースハズれようが、ハズレはハズレである。まあ、一番悔しい思いをしたのは4レース目まで当たってて5レース目をハズした35人だろう(※4レース目まで残り37票→5レース目の結果、2票)。前日競馬予想TV!見てたら、おさえられたかもしれなかったのにね~。

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