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勝ちたかったら「良く回る台」を打て!【Re:釘本 VOL.17 正攻法】

勝ちたかったら「良く回る台」を打て!【Re:釘本 VOL.17 正攻法】

ボーダーラインの理論

自身の打っている台の必要数値を入力するだけで、今の時代は「千円あたりの回転数」の把握が可能。【パチマガスロマガモバイル 回転率ティーチャー】

前ページまでで説明したように、大当り確率は同一機種では常に(確変中は除く)同じ。これはすなわち、大当りによって得られる玉の数も平等ということ。仮に私と誰かが長期的に同じ回転数だけデジタルを回した場合、獲得できる玉数はほぼ同じになるのです。

出てくる玉の数は増やすことができない……では一体、どうすれば勝てるのでしょうか? 答えは簡単。デジタルを回すのに使う玉数を少なくすればいいのです。

スタートチャッカーによく入賞する台、つまり「よく回る台」はこの投資玉数が少なくて済みます(玉は「出すもの」ではなく「残すもの」と考えて下さい)。

【図1】は1000円あたりの回転率によって投資玉数にどのくらいの差があるかを表したものです。A台のようなよく回る台を打ち続けていくことで、勝つ可能性が増していくのです。

6分の1のサイコロで抽選をするとして、1000円で10回振れるのと3回しか振れないのとではどちらを選びますか? まさか後者を選ぶ人はいないですよね。

要はそれと同じことで、長期的に見た場合、A台は必ず収支がプラスになっていき、逆にC台は必ずマイナスになっていきます。

ただし、少ない試行回数ではなかなか計算通りにいかないものです。少なくとも1日や1週間といった短期間の試行では「誤差」の影響が大きく、収支が安定しません。

半年や1年単位で見ても完全に確率通りに収束するわけではありませんが、この時点で膨大なプラス計算になっていれば、誤差によって受ける影響は微々たるものです。

10万円分程度のプラス計算で大当りが5万円分少なかったら大打撃ですが、日々よく回る台を打ち続け100万円分ものプラス計算になっていれば、5万円分ぐらい少なくても問題ないレベルです。

【図1】ボーダー理論とは?

もちろんこの流れのままにはいきませんが、試行を重ねるうちに1回1回の大当りがこの流れに当てはまるのです。

期待値と誤差

勝ち負けの図式

大当りを狙えない以上、期待できる出玉数は増やせません。投資が出玉より少なかった人が勝ち、逆に投資が出玉よりも多かった人が負けるのです。

和泉純の「今」だから語れること

この「ボーダー理論」は、その昔パチマガにも寄稿していた石橋達也氏が考案したもの。

考案されてから30年以上経った今でも、パチンコの勝ち方を説明するうえではかかせないありがたい理論。

様々なライターが様々なカタチで勝ち方を説明するが、その大元は結局この理論だ。

先人のこうした功績には常に敬意を払わなければならないならない

「なにがボーダーだ!」とか「期待値死ね!」なんて言葉をはくライターは頭がおかしい。

「期待値」だって先人の誰かが考案した使い勝手の良いありがたい言葉なのだから(※考案者不明)。

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