コンプリート機能で見落としがちな事実【虚心坦懐の「浅学寡聞は損の元」第4回】

コンプリート機能で見落としがちな事実【虚心坦懐の「浅学寡聞は損の元」第4回】

コンプリート機能とは…

パチンコだと差玉9万5000玉、パチスロだと差枚数1万9000枚の到達で発動する打ち止め機能。到達以降、その日は当該台の稼働ができなくなるというもの。パチンコでは9万発、パチスロでは1万8500枚の時点で報知される。機能が発動した場合、閉店後、それぞれRAMクリア、設定変更で解除される仕組みとなっている。

スマスロのコンプリート機能

6.5号機やスマートパチスロは従来機より格段に出玉性能が上がりましたが、それでも内部的には差枚数2400枚で有利区間完走となります。

そのため、スマスロでコンプリート機能を発動させるためには、途中の打ち込みがほぼゼロだったとしても「1日に8回は完走」しなければなりません。スマスロといえど、有利区間の完走はあるのです。

コンプリート時は差枚数1万9000枚!等価なら38万円勝ち!?

メダル機の6.5号機の場合、差枚数(MY)2400枚で完走のため、ラムクリ後に1人で稼働した場合、完走時には必ずほぼ2400枚勝ちとなります。では、スマスロでコンプリート機能が発動した際も、1人で稼働した場合は1万9000枚勝ちとなるのか?…これをよく聞かれるのですが、結論から言えばほぼなりません。

 

【例:1000枚使った場合】

①6.5号機(メダル機)の完走時

有利区間内で一撃の獲得枚数3400枚→差枚数2400枚で完走=+2400枚

②スマスロのコンプリート機能発動時

一日トータルの払い出し枚数1万9000枚→差枚数1万8000枚=+1万8000枚

 

…というようになります。6.5号機の完走は、有利区間内の一撃で差枚数が2400枚になった時点で到達するのに対し、コンプリート機能は、終日稼働にて一番マイナスだったところから、一撃でも、その後、徐々に右肩上がりでも、有利区間切り替わりも関係なく、一日での差枚数1万9000枚で発動となります。そのため、使った部分の枚数も込みで1万9000枚ということになるため、ほぼ1万9000枚勝ちとはならない、というわけです。

まとめ

今後、パチンコなら9万5000玉、パチスロなら1万9000枚のコンプリート機能の搭載は必須となりますから、めったに遭遇することはないと思いますが、差玉、差枚数の付いているコンプリート直前の台などは、回転率が良くても、設定が良くても、上限があることを頭に入れておく必要がありますね。

キャバ嬢にも、コンプリート機能…あるといいのになぁ~(笑)。こちらは、どれだけ出しても(←財布の中身)、打ち止めにはなりませんから…(汗)

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