「期待値2万円」のパチンコ台を捨てる理由がコチラ【パチンコ 格付けチェック(1/499時代)】

「期待値2万円」のパチンコ台を捨てる理由がコチラ【パチンコ 格付けチェック(1/499時代)】

「今のパチンコは勝てなくなった」「昔のパチンコは良かった」

こんな声を聞くことは、決して珍しくない。実際、ホールが潤っていたり遊技人口が多かったりと、勝てる下地は今より優れていた部分もあったことは事実。

しかし、昔の思い出というのは大抵が美化されて覚えているもの。果たしてパチンコは年が経過するごとに「本当に勝てなくなっている」……?

こうしたパチンコの面を今回は、時代ごとにキッチリ結果として記録している3人のライターの力を借りつつ分析! そして、時代の境目には必ず「勝つためのキッカケ」があるハズ。コレを見つけていきたいと思います。

スポットを当てるのはこの4つの時代。
・1/499時代
・1/399の旧MAX時代
・継続率65%規制時代
・設定付パチンコ時代

初回となる今回は「1/499」スペックが出てきた時代から分析してみましょう!

「1/499」時代とは?

▲1/499の代表格と言えるのが『CRF.大ヤマト2』▲

2004年12月頃に初登場。

それまでは当選確率1/350上限、確変突入率50%だったスペックが一気に変わったのがこの時代。今に続く「大連チャンが期待できるスペック」が出せるようになって、実はまだ20年も経っていないんですよねえ。

当選確率だけを聞くと「当たるのそれ……?」と思うかもしれませんが、当時は低交換率が主流で千円30回転はゴロゴロあった時代。また、メインの大当り出玉も2000個払い出しが中心。

2000回転レベルの大ハマリはあった半面、回せる時代でもありました。

この『1/499時代』をライター陣は当時の記録からどう評価する!?

ライター陣の『1/499時代』の分析・評価

▲緑山淳、パンダ、山ちゃんボンバー3人の「ガチプロ」▲

【緑山淳】

年数でいうと2004~2005年頃だろうか。

『初代エヴァンゲリオン』、『CRF.大ヤマト2』といった大ヒット機が登場し、パチンコのシマは大いに盛り上がった。

自分の立ち回りでいうと、当時はまだ33玉~40玉といった低交換率のお店が多く、持ち玉になるまでの現金投資や荒い展開に嫌気がさしていた。

なので、ハネモノの『レレレにおまかせ!』やミドル確率帯の『ぱちんこイエローキャブ』、スキップ機の『花満開 極』などで凌いでいた記憶がある。

いわゆる「ヨンキューキュー」パチンコ人気により、確実に他の機種にもオコボレがあった時代である。打つ台に困るということは無かった。

【勝てる度評価】
☆3

【パンダ】

まだジグマ(1つのホールをメインで打つ)スタイルでも何とかなった。動けるホールを数店舗抱えていれば充分という感じ。

技術介入は出来る分だけ収支に上乗せされる感覚で、止め打ち効果などが少ない台でも回転率と持ち玉比率を意識した長時間遊技で勝負になる台が多かった。

専業が多かったにも関わらず打てずに帰るパターンはほぼなく、期待値2万円の台は「安い」と捨てていた事も。

【勝てる度評価】
☆5

【山ちゃんボンバー】

当時のボンバー青年は、青年らしくアルバイトをしていたのでほぼ打ってないですね。たしか確率分母が399を超える機種では、「ウルトラセブン」を1〜2回打ったくらい。

ハネモノの「新道路工事」なんかで金を貯めてた時代です。この時代の後期くらいには「初代沖海の甘デジ」や「初代アグネス」があったので、そればっかり打っていました。

正直、軍資金が乏しかったので荒くない台を好んで打ってた感じです。それに店の資金的にも客層的にも、今よりかなり甘い状態で営業してくれてたんで、わざわざ荒い台を打つ必要もなかったですしね。

【目標期待日当】
2万5千円〜3万円

『1/499時代』まとめ

▲『ぱちんこウルトラセブン』は出玉ナシの大当り「突時」があって……今考えると恐怖しかない▲

この時期はパチスロ4号機がなくなった直後くらいで、ホールも非常に体力があった時代。ちょっと今の状況と違い過ぎるかもしれませんね……。

しかし、「荒い台でホールが儲かっていた分、他の台も充分勝てる状態にあった」という部分はちょいと注目して欲しいところ。

コレ、今のホールでいうと「エヴァ」「リゼロ」でしっかりお客がついているホールは他の台でも勝負になる可能性が出てくる……ってことを言えると思います。

メイン機種ですら閑散としているホールは、他の台で還元する体力なんてないでしょうから。

今回はここまで。次回は『1/399の旧MAXスペック時代』から、今に通じる勝つための方法を考察していきたいと思います!

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