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パチンコを教わったのは廃業する「西陣」!? コレを今の時代にやると「ゴト行為」なので注意【釘王・和泉純 キツメのオヘソVOL.46】

パチンコを教わったのは廃業する「西陣」!? コレを今の時代にやると「ゴト行為」なので注意【釘王・和泉純 キツメのオヘソVOL.46】
和泉純 近影

ストロークの重要さを教わる

老舗パチンコメーカー「西陣」が廃業した。

このメーカーの機種は近年バラエティーコーナーに1台設置されてるみたいな感じで、あまり打った記憶がない。

だが、俺がパチンコを打ち始めた頃はハネモノで多くのヒット機種を出していた。

その中でも思い出深いのが「フォートレス」というハネモノ

西陣 フォートレスP-5
▲1988年(昭和63年)に登場▲

フルラウンド最終ハネ開放後にV入賞させるとまた1ラウンド目からスタートする連チャンが有名だが、もう1つの他の機種にはあまりない特徴がある。

それはハネ横あたりにあるポケット。ここに入った玉が任意のタイミングでボタンを押すと2チャッカーの上から落下する。

通常ルートからは2チャッカーの周辺が釘の砦のようになっていて玉が寄っていかないので、これが2チャッカーに入るためのチャンスルートになっている。

そんなゲージゆえ起きた出来事を思い出した。


フォートレスの1台がある日から毎日のように打ち止め(当時は4000発定量制)になったのだが、俺は「まあうまい具合に連チャン打法が成功したのだろう」ぐらいにしか思ってなかった。

だが、1チャッカーやハネ寄りの釘がどんどん悪くなるにも関わらず、やはり毎日のように打ち止めに……。

そこで打ってみることにしたのだが、しばらく打って気付いた。なんと2チャッカーに通常ルートから入る。

よくよく見ると前述した「釘の砦」の上に本来あるべきプラスチック板が破損して無くなってるではないか! その隙間から2チャッカーへ玉が寄っていく。

この時はもうさすがにハネ寄りの釘がえらいことになってたので打ち止めすることはできなかったが、疑問が晴れてスっとした記憶がある。


あ、それともう1つ思い出した。この機種でブッコミの釘が抜け落ちてしまった台を打ったっけ。

めちゃめちゃハネ寄りが良くなったので、ブッコミを狙うのは大事なんだなと改めて思った

この時まではなんとなくブッコミを狙っていたが、以来ハネモノを打つ時は常に集中してブッコミを通すストロークを意識するようになった。

そういう意味では非常に自分のパチンコ人生に大きな影響があった機種と言える。

ちなみに、今は役物が破損してたりブッコミの釘が抜けてたりする台をそのまま打ってると、下手したら「ゴト行為」と見なされてしまうので注意

そういう台があったら店員さんに申し出るかヤメるかにしたほうがいい。

釘言実射編:Pスーパー海物語IN沖縄5 夜桜超旋風

Pスーパー海物語IN沖縄5 夜桜超旋風 筐体

寄り周辺

脇のこぼし・風車上ともにノーマル状態なら及第点だが、特にアマいゲージではないのでマイナス状態ならかなり厳しくなる。

ヘソ周辺

アマめの印象だが、スペックがカラいのでそれなりの広さが必要。3個戻し。

ステージ

通常コースだけで20回以上とか回るにはかなりのプラス状態が必要。現実的にステージからの入賞分はなければ厳しい。「ステージ性能が悪かったらもうダメ」くらいの思い切った判断をしてもいいだろう。

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