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雀風はその人を表す……はホントにそうかも【釘王・和泉純 キツメのオヘソVOL.19】

雀風はその人を表す……はホントにそうかも【釘王・和泉純 キツメのオヘソVOL.19】
和泉純画像

真面目にやってる方が報われるとは限らない

誰もが人生の中で長い間ハマっていられる「生きがい」のような趣味がいくつかあるだろう。

俺の場合は「野球」と「オンナ」。それと、最近はあまり機会がないが「麻雀」だ。で、よくよく考えるとこの麻雀にたいする考え方の移り変わりって、なんだか俺の人生そのものを表してる気がする。

順を追って思い返していこう。

1】 まず麻雀との出会いはファミコン。コンピュータとの対戦型ゆえ、考えるのは自分の手牌のみ。相手がリーチしてこようが知ったこっちゃない。攻めるのみだ。

これは高校生時代の俺を表す。なんだか変な自信がある俺はミュージシャンになれる気がして、親が何言おうが知ったこっちゃない。進学率90%超えの私立高校にいかせてもらったにも関わらず「音楽やるのに大学行く必要ない」と学業をヤメた。攻めてる……。

2】ゲームで手役などをひと通り覚えたので、友達と4人麻雀をするようになる。ここでちょっと周りに目がいくようになり「他の3人も勝とうとしているわけで、すべてが自分の思い通りにはいかないな」ということを知る。

これはミュージシャンになるという夢を失いはじめた頃の感じ。「チック・コリア」というバンドのドラムがすごくてね。聴いて「こんなの一生かかっても叩けるわけがない」と挫折した。周りにも俺より上手いヤツなんて五万といたしね。そして人並みな生活をと結婚したりライター業を始めたりしたっけ。

3】麻雀中級者の頃になってくると、だんだん考えることの楽しさを感じるようになる。例えば、先制リーチがきた後、それをかいくぐるようにアガリを目指すとか。そのために他の3人のツモ切りとか手出しとかのチェックなど、面倒くさいことにも意欲的。知らない人と打つフリー雀荘などにも行っていた。

これは「釘本」の作成などで釘実験を意欲的にやっていた頃の俺。「この業界で一番有名になってやる!」という野心に燃えていた。こんな時代もありました……。

4】何度か無邪気にグイグイ攻めてくる初心者にやられまくって「ちゃんとやってても運の良し悪しに屈服するのか……」と不貞腐れる

これはパチンコ業界が釘の話に厳しくなってきて仕事が減った頃の俺。Twitterに「まさか谷村ひとしよりも先につぶれるとは……」と呟く。無邪気にオカルト書いてるヤツよりも先に仕事を失うとはね。真面目にやってる方が報われるとは限らない。

5】そして現在、再び仲間内の麻雀が楽しくなった。勝敗や麻雀そのものというよりも、「白」を「パイパーン!」とか言ってゲラゲラ笑い合うような関わりが楽しい。そうなるともう他人の手牌なんて考えるのは面倒くさい。局面により攻めるかオリるかハッキリ決める雀風に。

これはもうまさに今の俺。仕事が減りパチンコ生活者に戻ると、そのラクさを思い出してしまった。こうなるともう面倒くさい(と言ったら語弊があるが)映像の仕事を辞め、仕事を選ぶように。人生の勝ち負けなんてもうどうでもいい。ただ、残りの人生を平穏に過ごしたい。


そういえば、昔は「いらない牌を切っていったら勝手にテンパイしてた」みたいなのは嫌いだった。だって、誰が打ってもそうなるわけで……。

でも今はそういうの大好き! 「ラッキー」って。だからジャンボ宝くじは毎回楽しみにしてる。

よく「雀風はその人を表す」と言うが、ホントにそうかも。

俺の場合は麻雀だが、パチンコが表すって人もいるかもね。

釘言実射編:PAスーパー海物語 IN JAPAN2 金富士 99バージョン

筐体画像

寄り周辺

ストローク画像

ノーマル状態なら及第点。ただ、アマいわけではない。脇のこぼし・風車上ともに矢印のようなマイナス状態に注意しておこう。

ヘソ周辺

ヘソ画像

アマめの印象だが、他の海シリーズよりはちょっとカラめに感じる。3個戻し。

スルー周辺

アマめ。極端なマイナス状態でない限り問題ない。電チュー開放パターンが一定でないが、「開いて3個打つ」でどの開放パターンにも合うだろう。

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