今回は真面目に書こうと思っているハレンチンだよ♪

いつもみたいにふざけた入りで書くのも良いけど、今回は残念なことがあったからね。残念過ぎて何もやる気が起きなかったぐらい。なので、今回は初っ端から真面目に書いてしまうことをお許しくださいませ。

何が残念だったかってこれ。

西陣が廃業という事実。倒産というわけではないけど、パチンコに見切りをつけたということ。ショック過ぎた。だって、西陣ってそこそこ面白い台あるよ!?　今でこそホールでのシェアはそんなないかもしれないけど、誰だって西陣の台を打ったことあるでしょ!?　最近なら

「モモキュンソード」
「刀使ノ巫女」
「織田信奈の野望」

とか。若い子たちが打っているのを見てきた。ちょっと前（ちょっとと言いつつ10年以上前か）なら、

「エウレカセブン」
「モンキーターン」
「009-1」

とか。初代エウレカとかバトルタイプが主流の時代でめちゃくちゃ面白かった。さらに前なら

「花満開」
「春夏秋冬」
「春一番」

など。花満なんて一生出続けるもんだと疑ってもなかった。台枠だっていろいろ付けるようなメーカーではなく、シンプルなものが多くて、実は技術介入の効く機種もあり、プロも狙って打っている人は居た。個人的にも西陣の出す台は結構触ることが多かったと思う。

パチマガを昔から知っているような人たちは、きっとハネモノでお世話になった人たちも多いだろう。

「パチンコ大賞」
「コスモクルーザー」
「ニューモンロー」

ハネモノ全盛期で活躍した台たち。打ったことはなくても、聞いたことはあるって人もいるんじゃないかな。それぐらい人気の機種が多く、6万台導入されたハネモノも！　今だったら……ゴジエヴァよりも多い台数が設置されていたってこと。びっくりだよね！

楽曲も優秀で、今でも出勤時に聴いている曲がいっぱいある。

「my serment」
「キ・ズ・ナ∞シンクロニズム」
「花時雨～いざよい～」

どれも神曲。たぶん一生聴いていく曲だと思う。そして俺がめちゃくちゃ共感したキャッチコピー

「人生の1割くらいは、遊んでいい」

この言葉、素敵じゃない？　なんか疲れている時にこの言葉を見ると「そうだよね！」と思わせてくれる。ほどほどに頑張ればいいんだよって感じがして、気持ちが楽になる感じ。大好きだなー。　

これから先、すでに無くなりそうなメーカーは正直ある。だってコロナ禍でリストラを始めたメーカーがあったぐらいだし。大手だって数年後には無くなるかもしれない。

最近ではSANKYOとSammyが良い感じで利益を上げたらしいけど、それ以外は微妙。なんとも言えない感じ。

このままだとほんとにヤバい。どこのメーカーもピンチ感は持っているはず。でもどうしても分母（遊技者）が増えない。

ここ最近「◯◯の稼動が良い」「◯◯は貢献度高い」とか聞くこと多いけど、決して喜べる状況ではない。だって、人気機種を打ってた人たちが移動してるだけなんだもん。遊技人口が増えているわけではない。

ここの解決方法が難しい。メーカーがどんなに面白い台を出しても増えるわけじゃないからね。かと言って、ホールが甘く扱っても増えない。増えるのは軍団だけ。

だからホールもメーカーもパチンコに対するイメージを変えたくていろいろやっている。それでも一般の人からしたら「ギャンブル」「借金」など、良いイメージがなかなかない。身内がパチンコに殺されたんかっていうぐらいパチンコ嫌いの人もいる。

この超難題をクリアしない限り、この業界が生き残るのは難しい。気づけば各メーカー、パチンコ台とか作らなくなってそうな未来も想像できる。

てか、普通に考えたらパチンコ業界の衰退が止まらないと俺らメディアもヤバいんだよなー。ホールとかメーカーよりもメディアの方が先に無くなる可能性があるよね。‥‥人の心配してる場合じゃないじゃん!!