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ドテチンの役モノ珍訪 一軒め その②

ドテチンの役モノ珍訪 一軒め その②
つけ麺
太った?

アナログ機ができるまで

パチンコ機の盤面の大きさというのは決まっている。打ち出された玉は盤面上部に到達し、重力に従って下方へ落ちていく。盤面に釘も何もなかった場合、最下方のハズレ穴に到達するのはコンマ何秒の世界。

その限られた空間で長く玉の動きを楽しめるようにするため、釘が配置され、役モノができた。当然、役モノ内でも玉は重力に従って落ちていく。この限られた空間でいかに長い時間、玉の動きを楽しめるように作れるか、ここに各メーカーが死力を尽くしてきたのである。

重力に逆らう新機能

パチンコ普通機やハネモノの初期は、玉がジグザグに動いたり、緩やかな傾斜を転がしたりと、釘だけのパチンコに比べれば楽しめるようにはなったが、それでも一瞬の決着だった。

初のハネモノ機ゼロタイガーはかなりの人気を博したが、あまりにも一瞬で決着したので、気がついたら当たっていたなんてこともザラだった。

 

ゼロタイガー筐体
ゼロタイガー(平和/1981年)

そこから月日は流れ、一度役モノ下部までいった玉を階段状の役モノで上部にせり上げたり、磁石にくっつけて上方に上げたりと、かなり役モノのバリエーションが豊富になるとともに、その一玉に神経を集中して見守れるようになった。

時代はかなり端折るが、今でもシリーズ機が登場しているアムテックスのトキオデラックスは、V入賞後の大当りラウンド抽選に初めて役モノを採用した。盤面内にめいいっぱい設置された二段階タワーを使い、パチンコ玉一粒を上昇させる流れは、時間たっぷり役モノ機の醍醐味を堪能できた。

トキオDX筐体
トキオデラックス(アムテックス/2012年)

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