-1995年に連載スタートした稼働日記"喰うならやらねば！"の過去連載を振り返る『喰うならやらねばSIDE-B』。今回は『グランシエル』編。

名機クランキーコンドルを彷彿とさせる絵柄モチーフと技術介入性。果たしてしのけんはこの機種でどう立ち回っていたのか!?

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担当(以下・担)『今回の喰うやらSIDE-Bで振り返るのは「グランシエル」。2000年にアルゼ(現:ユニバーサル)から登場したAタイプですね』

しのけん(以下・し)『グラン「シェル」じゃなくて、グラン「シエル」ね。後継機とか出てないから機種名知らない人もいると思うので一応(笑)』

担『です(笑)。この機種はしのけんさん打ち込んだんですか？』

し『う～ん、この頃は少しずつ機種依存な立ち回りから脱してきた頃だから、いろいろ打っていた中の1機種かな』

担『しのけんさんとグランシエルと言ったら、新台模索の時に解析前にも関わらずチェリーとスイカが同一役だと見抜いてチェリーこぼし小役狙いを提唱していた記憶があります』

し『あったねぇ。そこら辺の話も後々話すとして、まずは日記を』

担『はい、今回の日記は2000年3月13日(月)の実戦日記です。どうぞ！』

■3月13日(月)■

スターゲートの攻略法騒動や衛星放送番組で行っている『旅打ち』の茨城編と、慌ただしい2月を乗り越え、やっとこ落ち着けそうな3月。

ですが、今度は眼科に通ったり、引っ越しのために部屋を探したり(結局、今の部屋を更新しちゃったけど)、確定申告の準備をしたりと、何だかんだ慌ただしいまま。そんなこんなで気づいたらもう3月も中頃に入ってしまいました。さらに本来偶数月に行うハズの旅打ちが、何故か明後日に待ってるし......。

そんな感じで、気持ち良く打てる日数が少ない状況ですが、意外や意外、3月初旬はかなり良い感じで結果を出せていたのです。そう...それはゴシックとグランシエルのおかげ。

ゴシックは裏モノのわりに結果を出しやすい特性を持っているし、グランシエルはどう考えてもスペック的に甘い。アルゼ離れしていた自分にしては珍しく、自ら手を付けたアルゼ台なのです。

とか言いながらも、ここ数日間はイマイチ......。なんとかこの状況を打破すべく、今日はちょこちょこ状況をチェックしに行ってたN店(等価)のグランシエルにて勝負しようと思います。

眠い目をカパッと開いてベットから降り、燃えないゴミを持って家を飛び出しました。すぐさまホールに向かいたいところですが、眼科に寄ってからです。眼科へ行ってもその後にパチスロ打ってりゃ意味ないね(笑)。

ちょっと予定より時間を喰ったので慌ててN店に向かうと、ちょうど入店しているところ。そそくさとその中に紛れ、グランシエルのシマに向かうのでした。なんとか昨日チェックしていた台を押さえ早速勝負開始です。

初当りは507プレイでBIG。投資は1万6000円と少々かさむも、クレジットBIGでチャラ線ライン。さらにREGを1回絡めた110、48プレイとボーナスをポコポコと引き、すぐさまドル箱に手が届きました。

んが、700プレイちょいで下皿のコインが飲まれ、ドル箱のコインは下皿に逆戻り。出だしの展開に気を良くし、気楽にハマリをこなしていたら......そのハマリは止まる事を知らず、ストレート1303プレイですべてのコインが飲まれてしまいましたよ。時間は14時過ぎ。

このホールは稼働が良く状況が分かりやすいので、ちょこちょこ他の台をチェックしていたのですが、うーむ、昨日とはシマの出玉状況が少し違いますな。

(中編に続く)