【お答えします】ソシャゲのガチャの演出が「パチンコっぽい」理由【パチンコ/パチスロ】

【お答えします】ソシャゲのガチャの演出が「パチンコっぽい」理由【パチンコ/パチスロ】

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ゲームで培った技術を元にパチンコ開発

※本記事は<前編『【開発】演出の新規作画のハードルが上がってしまった裏事情【パチンコ/パチスロ】』>の続きです。未読の方は、まずこちらからお読みください。

 


 

市場として大きく落ち込むことになったゲーム業界ですが、一方のパチンコ業界は機械に液晶が搭載され、また液晶の大型化や搭載された演出チップの性能面が大きく上がることにより、描画性能が格段に上がり、パチンコパチスロは美麗液晶時代に突入していきます。

くしくもゲーム業界においてはハイエンドと呼ばれるクオリティの高いCGやムービーなどが必要無くなり、大衆向けの脳トレゲームなどが大ヒットしていた時代の事です。

ゲームでは時間も費用も掛かる超美麗映像演出が必要無くなっていくと同タイミングでパチンコやパチスロの液晶映像はドンドンクオリティが求められるようになっていったため、ゲーム開発のノウハウがパチンコやパチスロに大きく流れてくるようになりました。

ゲーム開発は大きく開発コストが削減されていくなかで、パチンコやパチスロは液晶時代に突入していったため、むしろ開発コストは右肩上がりに上昇しました。

多くのゲーム開発者がパチンコに流れてきたのはある意味必然ともいえるでしょう。

下請けの開発からメーカーへ、そして…

そんなゲーム会社が自分たちもパチンコやパチスロを自分たちの名前でリリースしだすことはある種当然の流れになりました。

古くは、SNKプレイモアや、最近でいってもコナミや、カプコン(エンターライズ、アデリオン)等、ゲーム会社としても一流どころが実際にパチンコパチスロのメーカーとなっているのも珍しくなくなりました。

その一方で、スマートフォンの大幅な普及に加え、前述のニンテンドーDSに端を発したゲームライトユーザーがスマホアプリ等のソーシャルゲームに流れ着き、簡単な操作性や単純明快なゲーム性、通信を利用した対人戦等がヒットし、家庭用ゲームは大きく落ち込み続けていますが、ソシャゲが大きく盛り上がり今はゲーム業界自体は大きく市場規模を伸ばすことになっています。

逆に、パチンコ業界はその液晶演出等のクオリティは変わらないものの遊技人口減少やパチンコホール減少の流れにより開発コスト削減へと舵を切らざるを得ず、ゲーム業界からパチンコ業界へと流れてきた一部の人材は、再びゲーム業界へ流れている傾向も出ております。

よくネット上で、ソシャゲのガチャの演出が「パチンコっぽい」と言われることが多いですが、あれは元パチンコパチスロ開発者が制作していることが多く、ゲーム業界の人たちから見ても「射幸性を煽ることではパチンコ業界の人が一番だ」という認識を持っている人は少なくないため、元パチンコ開発者、現ソシャゲ開発者という人が意外と多いみたいですね。

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