【伝説企画】裏ウラべっかんこ~! 第25回【裏ウラ特別編】

〇パチスロ攻略マガジン1998年9月号より転載

は~い、エイトで~す。今回の裏ウラは特別編で~す。っつーかほんとにリベンジするの?


※裏モノとメーカーは一切関係ありません。

 

 

あんだけ負けりゃ~当然でしょ…

最近になり、ようやく我々の願いが通じたのか、裏モノが段々と増えてきました。

つーか、近頃出る機種ってどれも似たようなものばかり。

やれフラグ告知だの、やれリプレイハズシだの、そんなの打ってて本当に楽しいか?

CT機? なんなの それ?

これってあまりにも運の要素が強すぎない?

世のおやじ達の悲痛の叫びが聞こえる今日この頃、どうやら裏モノブームが訪れそうな予感がします。

 

と、喜ばしいことではありますが、何事においてもやりすぎは禁物。

そうです、上原師匠と拓プロが壊れました。

廃人モード突入です。

上原師匠に到っては、最近メシを食べておりません。

朝飯→ビール、昼飯→焼酎、晩飯→ウイスキー、と酒三昧の毎日で、どうやらアル中鉄板。

最近の裏ウラでの負けが、かなり辛くのしかかったらしく、酒が切れるとプルプルと体を震わせる始末。

 

さらに、拓プロに到っては、食の大魔人「ちょも」を越える勢いで食いまくりの毎日。

一日10回は出前を取り、一日2キロ太るのが日課になってしまったのだ。

 

これも、先月の裏ウラにおけるリッチマンのハマリがボディーブローのようにジワジワときいたらしい。

 

と、そんなある日、本日6回目のメシをたいらげようとしていた拓プ口が涙ながらに話しかけてきた。

「エイト〜敵とってくれ~グェフッ」

ってやりますか。

っつーか、リベンジ決めるしかないでしょ。

店潰すでしょ。

 

しかーし、どうやら編集部の皆さんは忙しいらしく、同行してくれそうな人が誰もいない。

つーか、みんなひどくない。

仲間じゃないの?

上原師匠と拓プロはもう人間ラインギリギリなのに......。

 

が、いましたいました上等のチキン、いやカモが。

そう、ある時は軍団の長、またある時はキングオブチキン。

そうです「ボス」です。

こんなクソ忙しい中、ボスったら彼女に手紙なんぞ書いてやんの。

なんてロマンチストっつーかどうせすぐ別れるのにね。

 

と、この話をすると、ボスは「俺がいかなくて誰が行くの」だって。

はい、一人確保。

さて、勝つためにはあと2人は必要だが......。

 

 

オイオイリッチマン壊れてるじゃねーか!

さて、今回に限っては勝つことが大前提。

ボスだけでは、かなり心配。

だって「もう帰る」が大得意のボスだもん。

かなり心配でしょ。

 

で、最低でもあと2人は必要。

ということで、暇そうな人を探していると、いましたいました、暇そうな人。

キングオブペヤング。

そうです新人ペ☆ヤングその人です。

ペヤングみつめてニヤニヤしてやがったので、声をかけると「もう一丁いく」だって。

寒いよあんた...。

はい、2人目確保!

 

すると、遙か遠くから声が...「ですぅ~」「はい?」「僕ちんもいくですぅ~」と、キングオブパシリことネギ坊登場。

「ボスが行くなら僕チンもつれてってくださいですぅ~」だって。

本当は呼びたくないのだが、まあしょうがないか。

 

ということで、人員確保完了。

あとは勝つだけ。

うん、そこがかなりの問題なんだけど、このメンツなら大丈夫でしょう!

 

さて、実戦日当日なのだが、待ち合わせ時間に誰も来ません。

3人とも...。

とりあえず俺の中で、殺すこと決定。

どう殺すか考えながら入店。

つーか、店の中ガラガラなんですけど...。

ほんとに大丈夫か?

 

さて、拓プロを廃人に追いやったリッチマンだが、緊急事態発生。

中リールがぶっ壊れてやがる。

もうその時点でやる気ゼロ。

だって、中リールがブルブルしてて、なにがなんだかわからない始末。

 

と、そんなイライラ状態の中、タイミング悪くネギ坊登場。

「寝坊したですぅ~」と笑顔で言いやがったので、ハイキック一閃。

続いてペ☆ヤング登場。

「ソースがこぼれて...」などと意味不明なことを言ったので今度はミドルキック一閃。

最後にボス、寝起きだったのでパス。

だってこわいんだも~ん。

 

と、全員そろったところで、リベンジ開始。

ボスとネギ坊は、上原師匠を廃人に追いやったハローウイニングへ、そして、ペ☆ヤングは俺と同じリッチマンで、勝負開始。

しかーし、俺はペ☆ヤングが大の苦手。

つーか、コイツの隣で打つとマジで出ないのよ。

しかも、コイツはすぐ当てるのよ、人がハマっている隣で...ってほらね、当たってるよ。

はい、移動決定。

 

さて、ハローウイニングだが、ボス、ネギ坊ともにかなり苦戦している模様。

ネギ坊に到っては、天井コース一直線。

遅刻のバチだね。

などと考えてると、僅か7000円の投資で待望の状態に突入!

笑いが止まりません。

こりゃもらったでしょう!

などと考えてるとボスに異変が...。

もうチキンじゃない! ニューボス誕生!!

2~3千円ですぐ台移動するボスが、なんと移動せず粘っている。

「もう、チキンは返上だぜ!」だって。

かっこいいぞボス! それでこそボス!

 

そんなボスに神が微笑んだのか、ボスの台も状態に突入。

これが7連チャンまで伸び「裏モノって楽しいね」だって。

良かったね。

しかも、ペ☆ヤングに到っては、さっきから連チャンが止まらない様子。

なんだかいけそうな予感...。

 

さて、このハローウイニングなんだけど、ひさびさにシビれる裏モノで、本当にBIG主体でREGが全然出ません。

打ってる最中にその存在すら忘れる位、BIGしか出ません。

しかも、連チャンに関して言えば、2連で終わることのほうが珍しく、平均5連チャンはしています。

さらに、天井まであって、かなり良心的です。

 

その後、僕の台も本日2度目の状態に突入。

これが10連チャンまで伸び収支も一気にプラスへ。

う~ん、カ・イ・カ・ン。

こんな快感ノーマルパチスロでは味わえんよ。

 

さて、こんなお祭り状態の中、独り黙々と負債を増やす輩が...はい、

ネギ坊です。

 

「もう、やってられないですぅ~コイツころしたいですぅ~」だって。

しまいには「もう、帰るです~だっちゅうの光線ビ~」だって。

あんたが大将! 新チキン決定!

さて、 リッチマンで孤軍奮闘するペ☆ヤングは、またもや状態に突入した模様。

「ねぇ~エイトく~ん。ペヤングいっぱいとれるかな~」

死ぬほど取って、死ぬほど食ってくれ。

 

時は経過して、どうやら3人が3人ともハマリモードに突入。

ボスの打つ台はノーマル台に。

ペ☆ヤングと僕の台は貯金箱に...う~ん、やばいゾみんな! がんばれ、俺!

 

が、願いはどうやら通じないようで、天井にいっちゃいました。

しかも、連チャンナシ。

あ〜やってらんね~。

 

ボスに到っては、相も変わらずノーマル状態でウダウダ...終いには「もう帰ろっかな~」だって。

っていうか、それってチキンに逆戻りでしょ。

そして、ペ☆ヤングはとい うと...泣いてます。

号泣です。

どうやらパチスロの神に見放されたようで、もう、ボロボロ。

 

結果はというと、見ての通り。

こんだけ連チャンさせればリベンジ違成でしょ。

ボスもぺ☆ヤングも、ようやった。

...つーか、なんで負けてんの僕...。

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